この記事の要点
入れ歯とインプラントのどちらが良いかは、人によって違います。骨の量や残っている歯の状態、持病やお薬、ご予算、手術を受けることへの考え方、毎日のお手入れの5つを確認すると、選びやすくなります。
1. お口の状態:骨の量と、残っている歯
インプラントは、あごの骨に人工の歯根を入れる治療です。骨の量が足りない場合は、骨を補う処置が必要になり、治療期間と費用が増えます。
入れ歯は、残っている歯や歯ぐきで支えます。バネをかける歯の状態が良くない場合は、バネを使わない入れ歯や、ほかの方法を考えます。
2. 全身の健康状態:持病とお薬
インプラントは手術をともなうため、糖尿病、心臓病、骨粗しょう症の薬、血液をサラサラにする薬などがある場合は、主治医と相談して治療の可否や時期を決めます。
入れ歯は手術が不要なため、全身の状態による制限は少ない方法です。
3. 費用:保険が使えるかどうか
保険の入れ歯は費用を抑えられます。バネのない入れ歯やインプラントは自由診療(保険適用外)です。
インプラントは本数や骨を補う処置の有無で総額が変わるため、精密検査のあとに総額を確認してから決めると安心です。
4. 手術を受けることへの考え方
インプラントは局所麻酔で手術を行い、術後に腫れや痛みが出ることがあります。手術そのものに抵抗がある方は、入れ歯から検討するのも一つの方法です。
5. 毎日のお手入れ
入れ歯は取り外して洗います。インプラントは取り外しが不要な代わりに、毎日の歯みがきと定期的なメンテナンスが欠かせません。
- 入れ歯:毎食後に外して洗う、寝るときは外す(種類による)
- インプラント:歯みがき+数か月ごとの定期メンテナンス
迷ったら、両方の説明を聞いてから
どちらにするかを先に決める必要はありません。デンタルオフィス松川では、保険の入れ歯、バネのない入れ歯、インプラントを比べたうえで、一緒に選んでいただいています。
※この記事は一般的な情報です。治療の可否や内容、費用は、検査の結果によって異なります。インプラントは自由診療(保険適用外)で、術後の腫れ・痛み、感染、インプラント周囲炎などのリスクがあります。